美味しいお米の条件

私たちの土地は昔から美味しいお米が獲れます。
それには理由があります!!

雪解け水の恵み

北には、滋賀県最高峰の伊吹山がそびえ、山々には冬になると雪がたくさん積もります。
この雪が、春になると溶け、地中のミネラルを多く含んだ地下水となります。田んぼに水が必要となる4月から8月は、豊富にしみ込んだ雪解け水が田畑を潤し、お米や野菜を美味しく育ててくれます。

私たちの地区では、この地下水をポンプアップして水田の用水として利用しています。地下水は、多くのミネラル分を含むのはもちろん、直接流れてくる雪解け水より水温が高いため、田植えをしたばかりの苗を成長させるには適温となります。
さらに、山間に近いこともあり、ほとんど生活排水などが入らないことも安全で美味しいお米がとれる理由の一つです。

また、この地域の川には蛍が多く生息し、田んぼの近くの水路には絶滅の危機にあるメダカが元気に泳いでいます。周辺に生息する動植物を見ても、水の清らかさや安全性が十分わかります。


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米づくりに適した土壌

高い山々から流れ出る川は、ミネラルを多く含んだ豊かな水と同時に肥えた土も運んでくるため、下流となるこの地域は、昔から米作りに最適な盆地となりました。

また、田んぼの周りは四方が山で囲まれているため、晩秋になると山からの落ち葉が田んぼを覆います。その上に雪が積もるため、雪の下では微生物や虫たちが落ち葉を食べて分解することで、最良の肥料を作ってくれます。


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寒暖のある気候

美味しい米作りにおいて、水・土と同じくらい重要なのは気候です。
稲は、春から夏にかけて、適度の雨とたくさんの日差しを浴びて育つわけですが、より美味しい米に育つには昼と夜の気温差が大切です。この気温差は大きいほど甘くて美味しいお米が獲れると言われています。

魚沼産コシヒカリが美味しいのも、この気温差があるからだそうです。

私たちの土地も、四方が山に囲まれた盆地であるため、昼と夜の気温差が大きいため美味しいお米が獲れます。
この地域は盆地であるため、夏は稲作に適した高温の日が多いこと、冷害や台風などの災害が少ないことも米作りに適した気候と言えます。
また、美味しいお米のとれる地域は、必ず沢山の雪が積もります(日本海側の豪雪地帯ほどお米が美味しい)。この条件にもぴったり当てはまります。
冬場に雪が多いのは、生活するには苦労するのですけどね。


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 植物であるイネが一番欲しい栄養とは何なのでしょう?土作り?肥料?
 皆さんも理科の授業で習ったように、植物は太陽の光を浴びて光合成により自分で生長するエネルギーを作り出すします。
 土作りや肥料も重要な栄養の一つではありますが、生長するのに最も必要なものは太陽の光です。

 そこで、太陽の光が良くあたりイネの生長を促す方法はないか調べて、実験をし辿り着いたのが「条抜き植え」です。

 ここでは、「蛍の里で育てたお米」の栽培方法に使った条抜き植えについて、その方法と特徴を説明します。

条抜き植えとは?


一般に田植えは30cmの間隔を開けて列で植えて行きます。そうすることで、田んぼ全体に均一に苗を植えて行くのです。
しかし、条抜き植えでは、わざと列を抜いて隙間を作るように植えてきます。
こうすると隙間に太陽の光が届くようになり、田んぼの内部の稲まで光が行き届くようになるのです。

条抜き植えのメリット


植物にとって一番大切な太陽の光。
条抜き植えをすると、田んぼの中のイネにまでしっかりと太陽の光が行き届き光合成が促進されます。
そのため、イネの生長が良くなり、分けつ(イネが分割すること)が増え穂の粒も大きくなります。

条抜き植えは、太陽の光と言う植物にとって一番の栄養素をたくさん与える栽培方法なのです。

条抜き米は、どんな味?


太陽の光をたくさん浴び、光合成により栄養を蓄えたイネは、大きな粒の穂を実らせます。
お米の中に栄養がしっかり蓄えられているため、
1.粒が大きく、プチッとした食感のお米です。
2.お米の甘みが強く、美味しいご飯になります。

太陽の恵みをたくさん浴びた、美味しいお米になるのです。