米作り 春作業 育苗編

準備〜育苗

ビニールハウス作り
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米作りに必要な苗は、JA等から買うか、自分で育てるかの2通りがありますが、私達は、種モミから自分達で育てます。
ビニールハウスはまだ肌寒い4月の季節に、苗が丈夫に育つための温室になるため、育苗には必ず必要になります。昔で言うところの苗代のかわりです。
ビニールハウスは、冬場イチゴの栽培に使用しているので、イチゴを撤去し育苗用に衣替えします。

塩水選

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苗作りは、種モミ用のモミを発芽させて蒔き、種から育てていきます。

塩水選は、種モミ用のモミを塩水につけて、重くてしっかり実の詰まったモミを選別する作業です。

塩水につけると、実の無い軽いモミは浮いてきて、比重の重いものは下に沈みます。浮いてきたものを取り除いて、沈んだものだけを種モミとして使います。

湯温消毒

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塩水選で選別した種モミを、ネット袋に入れ直ぐに60度のお湯で10分間消毒します。

私たちのところでは、お湯による消毒を行いますが、農家によっては薬で消毒するところもあります。薬消毒は、米作りの素となる種モミに薬を駆けるわけですから、何か問題は無いか少し疑問があるため私たちは昔から湯泉消毒です。

60度のお湯の中を素手で出し入れするのは結構熱いのですが、より安全な米作りには我慢我慢。




催芽機
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湯温消毒が終われば、種である種籾(単なる穂)の状態から、芽を出すように13度に管理された催芽機のむるま湯の中に5日ほど漬けます。

最後の1日は32度に温度を上げて発芽を促します。

発芽が進めば、写真のように籾の一部が白くなり膨れてきます。この膨れたところがやがて根になり成長していきます。

ここまでくれば、種籾作りは完了!
次は種まき(種落とし)です。

種蒔き
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発芽した種もみを、土の敷き詰められた苗箱に蒔いていきます。

昔は、よく手で撒いたものですが、今は全自動の機械です。

ベルトコンベアで送られてくる苗箱に土を入れ、次に種もみを蒔いて、最後にもう一度土を被せます。



育苗

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種蒔きを終えた、苗箱を専用の温室(育苗機)に3日間入れます。

温室の中は、一定の温度に保たれており、3日間たつと、土に被されいた種から細い芽が出てきます。

毎年思うのですが、この小さなか弱い芽が5ヶ月ほどで穂をつけてお米を作るのですから自然の力は偉大です。



ハウスへ移動
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温室で芽が出た苗はビニールハウスへ移動します。ビニールハウスの中で、田植えを行うまでの約2週間から20日間苗を育てます。

田植えを行う頃の苗は10〜12cmぐらいがいいので、成長を見ながらしっかりと温度を管理します。

温度が低いと育たないし、高くしすぎると苗が黄色く変色(焼ける)して使い物にならなくなります。

苗の出来が、収穫量にも影響してくるので温度管理は油断できません・・・。