蛍について
山東地区の蛍は
山東地区の蛍は、自然生息なので都会周辺で観光スポットのために人口飼育したり、捕まえてきたものを放すということは一切していません。
ですから、毎年どこの川でたくさん見られるかはわかりません。去年たくさん発生したところが今年も多いかと言うと、必ずしも一緒になりません。前の年に少ないところの方が、餌となる虫がいるので、大量発生するとも言われています。
また、自然生息ですので、いつ出てくるかは気まぐれです。運よく大量発生のときに見ることができたら、感動で言葉が出なくなります。
それを見た人は来年も、見られなかった人は噂を聞いて来年こそとなるので、ここ数年の観光客は尋常ではありません。
今年から、米原市のホームページに発生状況が掲載される予定ですので行かれる前にチェックしたほうが良いです。
昔の蛍は
私が、小学生だったころ(今から25年ぐらい前)は、6月の中旬になると家の前の川に蛍が飛んできていました。
蛍が飛んでくると、それを見つけた近所の子供が騒ぐので、その声を合図に子供たちは外に出て蛍獲りをしていました。
今、蛍を捕まえたらすごく怒られるでしょうが、そのころはカブトムシやトンボを捕まえるのと同じように、光って飛んでいる蛍を虫網で捕まえてはカゴに入れていました。
子供たち、数人で川沿いを網を持って歩いて、蛍が30匹ほど集まると虫かごから逃がしてあげます。30匹がいっせいに空に向かって飛んでいく姿は、今でもはっきり覚えています。
この蛍取りが、私たちにとって長い夏の始まりでした。
で、今はどうかといいますと、数は減りましたが、相変わらず家の周りには数匹の蛍が飛んでいます。
田んぼの周辺や川の近くにいくと、まだまだたくさんの蛍が光っています。このあたりも ほ場整備等で変わりましたが、毎年蛍が見られることはうれしいことです。
蛍が発生しやすいのは
蛍の発生について私なりの経験と少し調べたことをもとに書きます。
蛍の発生度合いですが、天候と周りの地形で発生する量が違います。
まず、天候ですが ずばり雨の降った日の夜が最高です。(雨が降っているときは出てきませんよ)どうも、蛍は気温と湿度が高いときを好むみたいです。
次に、周りの地形ですが、山や木の近くに川が流れているところがたくさん発生しています。どうしてかというと、山の近くの川は周りが暗いのと飛んだときにとまる木があるからです。
まず、暗さは、蛍の光る行動は求愛を意味しているので、暗いところで光らないと目立たないからだそうです。木は、蛍は昆虫ですので長く遠くへは飛べないので木にとまって見えるところで光を放つみたいです。
なお、光っている蛍はオスであり、強く光ることでメスに自分の存在をあらわしているそうです。
科学的に証明されているかはよくわかりませんので、興味のある方は専門のホームページで調べてみてください。
ということで、蛍の観測は蒸し暑い日の夜に出かけて、発生地に着いたら川岸を歩いて山の近くへ行ってください。もし、いなかったらごめんなさいm(__)m
ほたるまつりについて
毎年6月になると「山東ほたるまつり」が開催されています。
私の小さなころはほたるまつりはありませんでした。
第1回が始まったのは中学生のころだと思います。
そのころは、町内のイベントであって観光客はいませんでした。それが、10年ほど前からでしょうか駅やイベント会場から蛍発生地までシャトルバスが走るようになり、観光客相手のまつりになって行きました。
今は、まつり開催期間中の週末になると、3万人近くの人手で賑わいます。
いつも静かな町ですが、このときの週末だけは大渋滞で夜遅くまで人でいっぱいです。
せっかく遠くから来ているのに、渋滞に捕まってしまって車の中に閉じ込められたら時間の無駄です。お金はかかりますが臨時駐車場からシャトルバスに乗ったほうが良いですよ。警備員もシャトルバスは優先的に通行できるように誘導しますし、その日に一番ほたるが発生しているところに案内してくれます。
蛍と農業について
蛍と農業について書きます。
ずーと、触れてきたとおり山東地区は蛍の町として有名です。(鴨の町としても知られています)
蛍の歌にもあるように、蛍が生息,産卵するには綺麗な水が不可欠で、空気,水,土が汚染されていない環境が必要です。山東地区は、伊吹山から流れ出る豊富な雪解け水のおかげで綺麗な清流が町中を流れ、たくさんの蛍が生息することができるのです。
ただ、清流が流れ込むだけでは、蛍の棲む川を保護していくことはできません。地域の人たちは人一倍環境に気を配り、自然と共存する取り組みを行っています。
農業においても、農薬を少なくする減薬農法はもちろんのこと、過大な肥料は与えないようにしています。
肥料を沢山与えることは、作物が育つと思いがちですが、実は作物に吸収されずに土壌を汚染していることがほとんどです。
蛍が、乱舞する自然美しい地区を守り残していくために、今後も環境を考えた米作りを行っていきます。



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